自然の理とそこから生まれる世界

– HappierBusinessが前提とするもの –

 

  • この世界すべては、振動するエネルギーとその相互作用の産物である。
  • その根幹にあるものは意識あるいは魂と呼ばれるものである。
  • 自然に発生する組織(自己組織化するシステム)は、例えば原子核、細胞、動植物、人、地球から銀河系まで動的平衡状態にありダイナミックな調和を保っている。
  • 自己組織化するシステムには、創発特性を有する全体性があり、 かつホログラムの様に、それを構成する下位のシステム(部分)に全体が内包される。 自己組織化のプロセスは、何らかの物理法則あるいは自然の原理に沿っている。
  • 自己組織化するシステムに本来からある調和が乱された時にシステムは不調に陥る。 これが地球レベルで起こった時に、持続可能性が脅かされる。社会や組織レベルで起こった時に、不安や機能不全に陥る。 同じことが、人に起こると病と呼ばれる。
  • 部分に全体が現れるならば、部分のあり方を整えることで、自ずと上位システムの状態が整い調和が取れていく。 人のあり方が整えば、組織や社会のあり方が整い、さらに地球全体の状態も調和へと整っていく。

HappierBusinessが前提とする世界の見方に最も直接に影響を与え、これまでの探求と学びと経験を全体として統合するインスピレーションとなった資料。    

    A Conscious Cosmos (意識をもつ宇宙)

20年ほど前、大学で生物や化学の教科書を読み、世界観が変わるような衝撃を受けた内容と最新の意識と物理学に関する仮説がとてもわかりやすく、直感的に理解できるようにまとまっているアニメーション。作者は、ケンブリッジ大学で物理学を修めインドで東洋哲学を修めたピーター・ラッセル。この動画を見つけたのは2016年だけど、20年以上前に偶然彼の著作「ホワイトホール・イン・タイム」を読み、心がはちきれそうにワクワクしたのを覚えている。

  バイブレーショナル・メディスン 日本教文社 (2000/10)

人間も地球も振動するエネルギーの海から自己組織化するシステムであり、システムの境界の中と外でダイナミックにエネルギーが交換され循環していること、そして両者とも本来は動的平衡状態を保ちサステナブルなものと実感を持って気づかせてくれた本。
WIRED VOL.14 (GQ JAPAN.2015年1月号増刊) 雑誌 – 2014/11/25

  「ハメロフ博士の世界一ぶっとんだ死の話」 意識と「量子もつれ」と不滅の魂、WIRED vol.14

すべての物質、空間にさえ原始意識があることという理論が紹介されている。繰り返します。「すべての物質、空間にさえ原始意識がある!」たとえそれがランダムで断絶していて、原始的で未熟であったとしても、世界最高峰の科学者が真面目にそんな理論を提唱していることの衝撃。自分も含めて、ありとあらゆる存在の究極の姿はエネルギーであること。そのエネルギーは意識そのものなんだという発見をくれた記事。たとえそれがまだ仮説だとしても、凄すぎて大興奮。

(量子脳理論の提唱者である英オックスフォード大学の数学者で理論物理学者のロジャー・ペンローズとアリゾナ大学の名誉教授で医学博士のスチュアート・ハメロフの理論。)  

その他参考文献と資料

  • マインドフルネス・ストレス低減法、北大路書房 (2007/09)バイブレーショナル・メディスンと並んで、人の健康も地球のサステナビリティも原理は同じだということを、人の健康という側面から明確に見せてくれた本。両者ともそれ自体で一つの全体であると同時に、人、地球、宇宙という具合にさらに大きな全体性(システム)の中に含まれているということ。また外界とのあいだで常にエネルギーや物質を交換しつつ変化しながらもダイナミックな平衡状態にあること。そのプロセスに慢性的なゆがみが生じた時に、例えば日常的な感情や思考プロセスのゆがみ−意識のゆがみ−が人の健康を損う、つまりシステムのバランスを崩すということを明快に説明している。詳細は、ブログ記事へ。

 

  • プルーフ・オブ・ヘブン、早川書房 (2013/10/10)この世に存在するありとあらゆるものの本質は、意識という非物質的なものだということを大変な説得力を持ってあらためて認識させてくれた本。わたし達は、物質的な肉体があるから存在するのではなく、非物質的な形でそもそも存在しているからこそ物質的な肉体としての自分の存在を経験できるのだということを再認識。この本で引用されているジョン・C・エックルス博士(1963年シナプスの研究でノーベル生理学・医学賞受賞)の言葉が秀逸。

「人間の神秘性は、精神世界のすべてをニューロン活動のパタンにより究極的に説明できると唱える科学的還元主義によって信じられないほど品位を落としてしまった。この還元主義的信念は迷信の部類に入れられて然るべきである。われわれは自分たちが精神世界に存在する霊魂を持つ精神的な存在者であり、かつまた物質世界に存在する体と脳を持つ物質的な存在者であることを認識しなければならない。」

サー・ジョン・C・エックルス(1903−1997)、『脳の進化』伊藤正男訳

その他、順次追加予定です。