地球とサステナビリティ

自己組織化するシステムである地球は、そもそもダイナミックな調和状態にあります。エネルギーと物質が常に地球というシステム内を循環しつつ、平衡状態が自然に保たれ、サステナビリティという性質が本来あります。

岩石圏、水圏、大気圏、生物圏を通じて、エネルギーと物質は地球を循環しています。自己組織化を通して生まれてきた、それらのシステムは相互に平衡関係を保ち比較的長い間安定して存在してきました。

この地球のエネルギーと物質循環の相互関係は、天然資源を消費することで成り立つ人間社会の活動が大きく拡大することで、次第にバランスを崩して行くようになりました。人間社会の活動による干渉が比較的小さい間は、バランスが崩れても目立った症状を見せることなく平衡状態を取り戻すことが可能でした。ですが人間社会の活動がグローバル化しより強力になったことで、崩れたバランスは平衡をなかなか取り戻せず、様々な症状が顕著になっています。それは例えば、気候変動という形で現れています。

人間社会の活動が、地球のバランスを崩すのは突き詰めると三つの側面に集約されるということが分かっています。また、人間社会が不安定になり持続可能でなくなる要因も片手で数える程であることがわかっています。

裏を返せば、こうした不安定化の要因を取り除いていけば、地球というシステムも人間社会というシステムも自然と安定し持続するといえます。大まかに言うと、それがサステナビリティです。

わたし達は、地球そして人間の社会を本来は平衡状態を持続する性質を持つシステムとして捉え、その持続性を損なわずに人間社会の活動を展開し続けるための系統的な考え方、そしてそれを組織というシステムで実行して行くための道筋を提供しています。